昨日はJFMAデー
松島事務局長のブログにもセミナー内容は書いてありますが・・・。
日本は花きは将来本当に輸出できるのか?
日本の現状から見て具体的にセミナーの話は進みました。
花き輸出で国を繁栄させている南米コロンビア・エクアドルそして
アフリカ ケニア・エチオピアは、生産能力に優れていており
輸出先の要望に応えて、日持ち試験・徹底的な品質管理とコールドチェーンを確立している。
SPマムの産出国マレーシア・ベトナムも検疫に対する徹底的な管理が
産地に義務づけいる。
ヨーロッパには産地もありますが
先ほど上げた花き生産地からどんどん花を輸入。
ヨーロッパ市場はSDGsの動きがリテーラー、消費者までに徹底的に
降りており、環境負荷軽減のMPS−ABC、SQ GAPを取得していないと
お店に陳列すらされない。
FSIという動きもある。http://fsi2020.com/
花き業界の25のステークホルダーが集まり2012年設立
花業界の持続可能性実現のため、2020年までに花きの90%が社会及び環境に対して
責任ある形で生産・流通させることを目標にして活動
2013年 国際NGO団体になりベルギーに本拠地を置いている
アメリカはそこまで環境負荷への関心は低いが
それでもヨーロッパの環境認証の徹底に
困った産地はアメリカ・アジアへの輸出も検討に入っているよう・・・。
日本の花きがこの環境負荷軽減の社会で生きていけるか?は疑問。
但し、大手に乗り込まず・・・。ニッチなエリアへの輸出は行けるのでは?
という話もある。中国は品種が少ないので
日本の品種豊かな切り花はとーっても魅力的!
中国ではブライダルで多く花が使われるよう。
ネットでも若い世代が花を買っている。
ここへ日本の花を・・・。
ただ日本から花を輸出する場合は「雑貨」扱いとなり
運賃が跳ね上がる・・。
輸出先での価格が上がってしまう。
価格が高くても買ってくれる人たちを探さなくては
日本の花きの輸出拡大は、まだまだ難しいのかもしれない・・。
セミナーの様子は今月のJFMAニュースに掲載します。
お楽しみに!