どうですかっ
?
JAみなべいなみの事務所に置いてあったスターチスのアレンジ。
ガラスの蓋を勝手に開けて写真撮影しちゃいました。(すみません!)
少しUPが遅くなってしまいましたが、6月29日から7月7日まで、
MPSの審査のお手伝いで和歌山県印南町にあるJAみなべいなみにおじゃましていました
ニュースでも報道されていましたが、この頃ちょうど近畿〜九州地方は梅雨前線の影響でドシャ降り!
毎晩大雨でしたが、幸いにも日中は落ち着いて、無事に審査を終了することが出来ました。
MPSの審査うんぬんについてはここであまり話せないのですが、
せっかく和歌山まで行ったのでJAみなべいなみのご紹介を・・・
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新大阪駅から特急を乗り継いで、約2時間半
今回の出張では、和歌山県印南町にあるJAみなべいなみ印南支所にお世話になりました。
最寄の印南駅。なんと、駅前の自販機が中国語をしゃべります。笑
駅の前には・・・
かえる大橋!!かなりインパクトありますよね〜
このかえる・・・『
努力、忍耐、飛躍』を象徴する “柳に跳びつくかえる”(小野道風)をイメージし、
「考える」「人をかえる」「町をかえる」「古里へかえる」「栄える」という5つの“かえる”に
ひっかけてネーミングされているそうです。
こんなユニークな橋を作っちゃう町だったなんて知らなかったっ!!すでに興味しんしんです
そして、そこでのMPS-ABC参加者さんの花き栽培の様子は・・・
ハウスハウスハウス・・・
何人もの方のハウスが、ひしめき合っています。これは、すごいっ。
この調子で、海岸沿いから山の上までハウスが続き・・・
山の上のハウスからは、海が
写真の下から1/3のあたりに水平線が写っています!
晴れれば良かったのにっ
晴れたら、きっと爽快ですよ〜
そして、ハウス内の様子はというと・・・
カスミソウが満開っ!!
これはもう収穫時期を終えて、切らずにそのままにしてある状態との事。
すっごくキレイなのに、もったいない・・・とちゃっかり1本頂きました
いやぁ、「おしゃべりな時間割」(マンガ)を思い出します。笑
こちらはスターチス。まだ花が切られているハウスです。
白い花がカワイイ!(ピンクの部分はガクなのです。)
と、写真をドバっと貼ってしまいましたが(まだまだお見せしたいところは沢山あるのですが…)、
非常に有意義な出張となりました。
JAみなべいなみ花き部会には、144名(H20年)が所属しています。
その中で、現在43名がMPS-ABCに取り組んでいます。(今回の審査対象は35名でした。)
MPS-ABCの参加者の中では最も大きな団体であり、
カスミソウ、スターチスを中心に多くの品目を生産している部会です。
私は、今回のMPS-ABCの審査を通して、
MPS-ABCのデータによって栽培のパターンがつかめることを実感しました。
農薬・肥料の使用量を眺めていると、誰がどの農薬をより好み、どのように土作りをし、
つまりどのように栽培しているかが本当によく分かるのです。
そのデータは具体的数値で示してあるため、さらに誰かに見せて伝えることが出来ます。
同じ部会内でも、様々な考え方によって栽培されていることがよく分かりました。
また、ある参加者の方が、
「農業は1人では決して出来ない。
けれど、プロの生産者が2人集まったら、プロ3人分の仕事が出来る気がする。」
ということをおっしゃっていました。
部会の中で、具体的数値によって誰がどのような栽培をしているのかを把握し、
すり合わせ、方向性を練ることが出来たら、きっと60名以上のパワーになるでしょう。
と、なんだかつらつらと書いてしまいましたが、
最後に・・・
民宿の目の前の海岸に、カボチャが漂着していました
圃場から、海が本当に近いんですね。
海あり、山ありの自然豊かなみなべいなみ。
もちろん、山の方では蛍が飛ぶとか
そして、数多くの伝説や言い伝えも残る素敵な町です。
そこで花を生産している生産者さん達は本当にパワフルで、
次世代にまで花き生産を地元の産業として残したいと考えているアツい人たちばかりでした。
今後は、農薬削減のための部会での静電噴霧機の導入、
環境負荷の低い土壌消毒の方法の検討、CO2削減のための電熱線の利用等々、
地域の環境を守るため、地域の産業を守るために新しいことにどんどんと挑戦していくそうです。
JAみなべいなみの花は、また秋から市場に出ますっ。要チェックですよ〜
JFMA事務局 和田