2015.02.28 Saturday
25日の講演が記事に。
yahooニュースに出ていました。
病院に花は欠かせぬ 微生物と感染症は別 神戸大付属病院岩田医師
日本農業新聞?2月26日 13時0分配信
日本花き卸売市場協会となにわ花いちばは25日、「お花と病院に関するセミナー」を大阪市で開いた。
神戸大学医学部付属病院の岩田健太郎感染症内科診療科長が「微生物の存在と感染症にかかることは区別することが大事。世界的にみても見舞い花が原因で発症例は一例もない」と訴え、「快適な病院に花は欠かせない」と病室に潤いや癒やしを与える花の大切さを語った。 岩田医師は感染治療学などが専門。
昨年末には、西アフリカへ世界保健機構(WHO)によるエボラ出血熱の現地調査に当たってきた。
専門家の立場として岩田医師は「私たちは微生物と感染症をごちゃごちゃにしがち。花瓶の水などに緑膿菌が存在することと、緑膿菌が病気を引き起こすことは分けて考えることが大事」と指摘。その上で「見舞い花の持ち込みを禁止すれば、リスクが減らせるわけではない」と語った。
花を持ち込める病院を増やしていくため、「どのような持ち込み形態なら問題はないのか、お見舞いにどんなルールが必要かを考え、それを一般化して多くの患者に花を提供することが大事だ」と強調した。
実際、千葉県の亀田総合病院では院内に生花店があることを紹介した。